問題
ヒマシ油に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
- 1小腸でリパーゼの働きにより生じるリシノール酸が、小腸を刺激して瀉下作用をもたらす。
- 2激しい腹痛または悪心・嘔吐の症状がある人、妊婦又は妊娠していると思われる女性、3歳未満の乳幼児では使用を避ける。
- 3防虫剤や殺鼠剤を誤って飲み込んだ場合の応急処置として使用できる(脂溶性物質を体内に吸収させやすくする)。
- 4駆虫薬と併用すると駆虫成分が吸収されやすくなり全身性副作用を生じるおそれがあるため、併用しない。
- 5急激で強い瀉下作用(峻下作用)を示すため、主に一時的な便秘等に用いられる。
正解
3. 防虫剤や殺鼠剤を誤って飲み込んだ場合の応急処置として使用できる(脂溶性物質を体内に吸収させやすくする)。
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解説
正解は「防虫剤や殺鼠剤を誤って飲み込んだ場合の応急処置として使用できる」とする記述(誤り)である。ヒマシ油は脂溶性物質を溶かし込んで吸収を高める性質があるため、防虫剤や殺鼠剤など脂溶性の有毒物質を誤飲した場合に使用すると、かえって毒性成分の吸収を促進してしまう。したがって「応急処置として使用できる」とする記述が誤りで正答となり、これらの誤飲時にヒマシ油は使用してはならない。他の肢は正しく、「小腸でリパーゼの働きにより生じるリシノール酸が小腸を刺激して瀉下作用をもたらす」とする記述は正しい。「激しい腹痛や悪心・嘔吐のある人、妊婦、3歳未満の乳幼児では使用を避ける」とする記述は、作用が激しいため正しい。「駆虫薬と併用すると駆虫成分が吸収されやすくなり全身性副作用を生じるおそれがあるため併用しない」とする記述は正しい。手引き第3章。
一問一答
5章の全範囲を体系的に演習