問題
賃金債権の放棄に関する判例(シンガー・ソーイング・メシーン事件)の立場として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1労働者の自由な意思に基づくものであると認めるに足りる合理的な理由が客観的に存在するときは有効である
- 2放棄は常に無効である
- 3放棄は常に有効である
- 4書面があれば有効である
正解
1. 労働者の自由な意思に基づくものであると認めるに足りる合理的な理由が客観的に存在するときは有効である
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解説
最高裁は、賃金全額払の原則の趣旨から、退職金債権の放棄の意思表示の効力を肯定するには、それが労働者の自由な意思に基づくものであると認めるに足りる合理的な理由が客観的に存在することを要するとしました。相殺の合意についても同様の枠組みが用いられます。根拠:最判昭48・1・19、最判平2・11・26。
一問一答
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