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簿記論難易度:

税理士 一問一答簿記論 第10問

問題

当座借越契約を締結している当社の決算日における当座預金勘定は、貸方残高150,000円であった。貸借対照表上の取扱いとして正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1現金及び預金のマイナスとして資産から控除する
  2. 2短期借入金(当座借越)として負債に表示する
  3. 3当座預金として資産に表示する
  4. 4未払金として負債に表示する

正解

2. 短期借入金(当座借越)として負債に表示する

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解説

当座預金勘定が貸方残高になるのは、当座借越契約に基づき預金残高を超えて小切手を振り出した状態であり、実質的には銀行からの一時的な借入れである。したがって決算では貸方残高150,000円を当座借越勘定(または借入金勘定)へ振り替え、貸借対照表では「短期借入金(当座借越)として負債に表示する」のが正しい。「現金及び預金のマイナスとして資産から控除する」処理は、資産と負債を相殺して表示することになり、企業会計原則の総額主義の原則に反する。「当座預金として資産に表示する」と、マイナスの資産という実態のない表示になり、銀行に対する返済義務の存在を財務諸表利用者から覆い隠すことになるため認められない。「未払金として負債に表示する」のも誤りで、未払金は物品購入などの代金の未払いを示す科目であるのに対し、当座借越は金融取引から生じた借入債務であり、科目の性質が異なる。負債の適切な区分表示は貸借対照表の明瞭表示の要請に基づくものである。

一問一答

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