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簿記論難易度: 標準

税理士 一問一答簿記論 第27問

問題

取引先に現金800,000円を貸し付け、借用証書の代わりに同額の約束手形を受け取った。借方に用いるべき勘定科目として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1受取手形
  2. 2貸付金
  3. 3手形貸付金
  4. 4営業外受取手形

正解

3. 手形貸付金

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解説

金銭の貸付けに際して約束手形を受け取った場合、その手形は商品売買の対価として授受された商業手形ではなく、貸付債権を証明・担保するための金融手形である。したがって「手形貸付金」を用いて、通常の営業取引から生じた手形債権と区別するのが最も適切である。「受取手形」は商品売買など主たる営業取引から生じた手形債権に用いる科目であり、金融取引による本問の手形を含めると、受取手形残高から営業債権の規模を読み取る財務諸表利用者を誤導する。「貸付金」は貸付けの実態は表すものの、手形の授受がある貸付けはそれ自体を通常の貸付金と区別して管理すべきであり、最も適切な科目とはいえない。「営業外受取手形」は固定資産の売却代金など、主たる営業取引以外の物品等の売買で受け取った手形に用いる科目であって、金銭の貸付けから生じた債権には適さない。取引の性質に応じた科目区分は、企業会計原則の明瞭性の原則が要請するものである。

一問一答

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