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簿記論難易度:

税理士 一問一答簿記論 第60問

問題

期末商品について、帳簿棚卸数量500個、実地棚卸数量480個、原価@200円、正味売却価額@190円であった。棚卸減耗損はいくらか。

選択肢

  1. 14,800円
  2. 24,000円
  3. 38,800円
  4. 43,800円

正解

2. 4,000円

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解説

棚卸減耗損は、帳簿上あるべき数量と実際に存在する数量との差に原価を乗じて算定する。したがって(500個-480個)×原価200円=4,000円が正解である。減耗した20個は既に存在しない以上、期末時点の正味売却価額まで切り下げる余地はなく、帳簿上の取得原価で費用化する点がポイントとなる。「4,800円」は実地棚卸数量480個×(原価200円-正味売却価額190円)で計算される商品評価損の金額であり、数量減少ではなく価格下落に対応する別個の損失である。「8,800円」は棚卸減耗損4,000円と商品評価損4,800円の合計額であって、減耗損のみを問う本問では誤りとなる。「3,800円」は数量差20個に正味売却価額190円を乗じた誤りで、減耗損の計算に切下げ後の単価を用いてしまっている。企業会計基準第9号を前提とした期末商品の評価では、数量面の減耗を原価で把握した後に、実在数量について価格面の評価損を把握するという二段階の手順を崩さないことが重要である。

一問一答

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