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簿記論難易度: 標準

税理士 一問一答簿記論 第26問

問題

約束手形500,000円を銀行で割り引き、割引料5,000円を差し引かれた手取金を当座預金とした。割引に伴う遡求義務について保証債務の時価を手形額面の1%と評価する場合、貸方に計上される保証債務の金額はいくらか。

選択肢

  1. 10円(保証債務は計上しない)
  2. 25,000円
  3. 310,000円
  4. 4500,000円

正解

2. 5,000円

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解説

手形を割り引くと手形債権は消滅するが、手形が不渡りになった場合に買い戻さなければならない遡求義務が残る。金融商品に関する会計基準の考え方では、この二次的責任を時価で評価して負債に計上することが求められ、本問では手形額面500,000円×1%=5,000円を「(借)保証債務費用5,000/(貸)保証債務5,000」として計上する。「0円(保証債務は計上しない)」とする処理は、割引後も負っている遡求義務を財務諸表に反映しない点で適切でない。「10,000円」は割引料5,000円と保証債務の時価5,000円を合算した誤りで、割引料は手形売却損として別個に処理すべきものである。「500,000円」は手形額面の全額であり、偶発債務の最大額と、時価により評価して負債計上すべき金額とを混同している。なお、手形が満期日に無事決済されたときは「(借)保証債務5,000/(貸)保証債務取崩益5,000」として取り崩す点まで一連の流れとして押さえておきたい。

一問一答

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