税理士に戻る
簿記論難易度: 標準

税理士 一問一答簿記論 第42問

問題

X1年4月1日に満期保有目的で額面1,000,000円の社債(満期X6年3月31日)を950,000円で取得した。取得価額と額面金額の差額は金利の調整と認められる。償却原価法(定額法)を適用した場合のX2年3月31日における帳簿価額はいくらか。

選択肢

  1. 1950,000円
  2. 2960,000円
  3. 31,000,000円
  4. 4990,000円

正解

2. 960,000円

詳しい解説を見る

解説

償却原価法(定額法)は、額面金額1,000,000円と取得価額950,000円との差額50,000円(金利調整差額)を、取得日から償還日までの5年間にわたって毎期均等額ずつ帳簿価額に加減する方法である。毎期の償却額は50,000円÷5年=10,000円となるので、取得後1年が経過したX2年3月31日の帳簿価額は950,000円+10,000円=960,000円である。「950,000円」は取得原価のままの金額で、当期分の償却10,000円の計上を失念している。「1,000,000円」は額面金額であり、償還日であるX6年3月31日にはじめて到達する金額である。「990,000円」は5年分の償却のうち4年分40,000円を一度に加えたか、残存期間の年数を誤った計算である。金融商品に関する会計基準では、取得差額が金利の調整と認められる満期保有目的の債券について償却原価法の適用が求められており、帳簿価額が毎期規則的に額面へ近づいていくイメージを持つと計算を誤りにくい。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

簿記論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では税理士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。税理士試験は簿記論・財務諸表論の会計2科目と、法人税法・消費税法・相続税法などの税法科目から5科目を積み上げる科目合格制の国家試験です。簿記論・財務諸表論は受験資格不要で誰でも挑戦できます。