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簿記論難易度: 標準

税理士 一問一答簿記論 第108問

問題

当期首の退職給付債務は60,000千円、当期末の退職給付債務は64,000千円であり、割引率は年2%である。当期の利息費用はいくらか。

選択肢

  1. 11,280千円
  2. 21,200千円
  3. 34,000千円
  4. 41,240千円

正解

2. 1,200千円

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解説

「1,200千円」が正しい。企業会計基準第26号「退職給付に関する会計基準」において、利息費用は期首の退職給付債務に割引率を乗じて計算する。したがって60,000千円×2%=1,200千円となる。期首残高を基礎とするのは、当期の時の経過による利息は期首時点の割引現在価値に対して生じると考えるためである。「1,280千円」は期末の退職給付債務64,000千円に割引率2%を乗じた誤りで、期末残高には当期の勤務費用や利息費用等による増加分が既に含まれているため、これを基礎にすると利息が過大に計上される。「4,000千円」は期首と期末の退職給付債務の差額(64,000千円−60,000千円)であり、この増加額には勤務費用や数理計算上の差異、給付支払による減少なども混在しているため利息費用そのものではない。「1,240千円」は期首と期末の平均残高62,000千円に2%を乗じた金額だが、基準は平均残高ではなく期首の退職給付債務を計算基礎とすることを求めており誤りである。

一問一答

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