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簿記論難易度:

税理士 一問一答簿記論 第49問

問題

売買目的でD社株式を2回に分けて購入した(1回目200株を1株620円、2回目300株を1株670円)。その後、このうち200株を1株700円で売却した。移動平均法による場合の有価証券売却益はいくらか。

選択肢

  1. 116,000円
  2. 26,000円
  3. 325,000円
  4. 410,000円

正解

4. 10,000円

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解説

移動平均法では、購入のつど平均単価を計算し直して払出単価とする。平均単価は(200株×620円+300株×670円)÷500株=(124,000円+201,000円)÷500株=650円となる。売却損益は(売却単価700円-平均単価650円)×200株=10,000円であり、売却価額が帳簿価額を上回るので有価証券売却益10,000円が正しい。「16,000円」は1回目の取得単価620円だけを払出原価として(700円-620円)×200株と計算したもので、2回目の購入を平均計算に反映していない。「6,000円」は逆に2回目の取得単価670円を用いて(700円-670円)×200株とした誤りで、いずれも移動平均法の趣旨に反する。「25,000円」は1株あたりの差益50円に、売却した200株ではなく保有500株の全体を乗じた計算ミスである。有価証券の払出単価の算定は移動平均法や総平均法などの平均原価法によることとされており、金融商品に関する会計基準のもとでの売却損益計算の基礎となる論点である。

一問一答

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