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簿記論難易度:

税理士 一問一答簿記論 第82問

問題

減損損失を認識すべきと判定された機械(帳簿価額10,000円)について、正味売却価額は7,000円、使用価値は8,000円である。計上すべき減損損失はいくらか。

選択肢

  1. 12,000円
  2. 23,000円
  3. 31,000円
  4. 40円

正解

1. 2,000円

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解説

減損損失の測定では、帳簿価額を回収可能価額まで切り下げる。回収可能価額は正味売却価額と使用価値のいずれか高い方の金額であり、企業は資産を売却するか使用し続けるかのうち有利な方を選択できるという考え方に基づく。本問では正味売却価額7,000円と使用価値8,000円の高い方である8,000円が回収可能価額となり、減損損失は帳簿価額10,000円-8,000円=2,000円である。「3,000円」は低い方の正味売却価額7,000円まで切り下げた誤りで、使用を継続すれば8,000円回収できる以上、そこまでの切下げは損失の過大計上となる。「1,000円」は使用価値8,000円と正味売却価額7,000円の差額であり、減損損失の計算構造とは無関係の金額である。「0円」は認識すべきと判定済みであるにもかかわらず測定を行わない誤りである。「固定資産の減損に係る会計基準」の測定は、認識の判定(割引前将来キャッシュ・フローとの比較)とは別の段階である点も併せて整理しておきたい。

一問一答

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