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簿記論難易度: 標準

税理士 一問一答簿記論 第149問

問題

商品2,000個を1個あたり500円で販売した(原価は1個あたり300円)。過去の実績から、販売数量の5%(100個)が返品されると合理的に見込まれる。販売時に収益として計上すべき金額はいくらか。

選択肢

  1. 11,000,000円
  2. 2950,000円
  3. 3970,000円
  4. 450,000円

正解

2. 950,000円

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解説

「950,000円」が正しい。企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」及びその適用指針によれば、返品権付きの販売では、企業が権利を得ると見込む対価の額、すなわち返品が見込まれる部分を除いた変動対価で収益を認識し、返品されると見込まれる商品の対価は収益とせず返金負債として計上する。本問では販売総額2,000個×500円=1,000,000円のうち、返品見込み100個分の50,000円を除いた950,000円が収益となる。あわせて、返金負債の決済時に顧客から商品を回収する権利を返品資産100個×300円=30,000円(帳簿価額ベース)として認識し、対応する分だけ売上原価の計上額も減少させる。「1,000,000円」は返品見込みを無視して販売総額の全額を収益とする誤りで、著しい減額が発生する可能性の高い部分まで収益に含めてしまっている。「970,000円」は販売総額から原価ベースの返品資産30,000円を控除した誤りで、収益から除くべきは返品見込商品の売価相当額50,000円であり、原価と売価を混同している。「50,000円」は返金負債として計上すべき金額そのものであり、収益計上額ではない。

一問一答

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