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簿記論難易度: 標準

税理士 一問一答簿記論 第48問

問題

利払日以外の日に公社債を購入し、売主に端数利息を支払った。買主における端数利息の処理として正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1公社債の取得原価に含める
  2. 2支払利息として費用処理する
  3. 3有価証券利息勘定の借方に記入する
  4. 4前払費用として処理する

正解

3. 有価証券利息勘定の借方に記入する

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解説

端数利息は、次の利払日に買主が受け取る利息のうち、売主の保有期間に対応する部分をあらかじめ売主へ精算して支払うものである。したがって支払時に「有価証券利息勘定の借方に記入する」のが正しい。次の利払日にクーポン利息の全額が有価証券利息の貸方に計上されると、借方記入分と相殺されて、当社の保有期間に対応する利息だけが収益として残る仕組みであり、企業会計原則の発生主義による期間損益計算に整合する。「公社債の取得原価に含める」処理は、利息としての性質をもつ支出を証券の元本に混入させることになり、その後の売却損益や償却原価法の計算を歪めるため誤りである。「支払利息として費用処理する」のは、支払利息が借入金など自社の資金調達に伴う利息に用いる科目であり、受け取る利息の前払精算という端数利息の性質に合わない。「前払費用として処理する」のは、前払費用が継続的な役務提供契約の対価の前払いに用いる経過勘定であるため適切でなく、有価証券利息の借方記入という確立した処理によるべきである。

一問一答

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