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簿記論難易度:

税理士 一問一答簿記論 第53問

問題

期末に商品100個(取得原価@800円)を保有している。期末における売価は@900円、販売のために直接要する見積経費は@150円である。企業会計基準第9号に基づき計上すべき商品評価損はいくらか。

選択肢

  1. 10円
  2. 215,000円
  3. 35,000円
  4. 475,000円

正解

3. 5,000円

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解説

通常の販売目的で保有する棚卸資産は、正味売却価額が取得原価より下落した場合に、正味売却価額まで帳簿価額を切り下げる(企業会計基準第9号)。正味売却価額は売価900円から見積販売直接経費150円を控除した750円であり、取得原価800円を50円下回るため、商品評価損は50円×100個=5,000円となる。「0円」は売価900円が取得原価800円を上回ることのみをもって切下げ不要と判断した誤りで、収益性の低下は経費控除後の正味売却価額で判定しなければならない。「15,000円」は見積販売直接経費150円×100個をそのまま評価損とした誤りで、経費自体は評価損ではない。「75,000円」は切下げ後の貸借対照表価額(750円×100個)であり、評価損の金額ではない。切下げ後の750円が翌期以降の帳簿価額の基礎となる点(切放し法の場合)も確認しておきたい。

一問一答

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