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簿記論難易度:

税理士 一問一答簿記論 第113問

問題

当期首の退職給付引当金は8,000千円である。当期の勤務費用は1,500千円、利息費用は400千円、期待運用収益は360千円であり、数理計算上の差異はない。また、当期中に年金基金へ掛金800千円を拠出した。当期末の退職給付引当金はいくらか。

選択肢

  1. 19,540千円
  2. 210,340千円
  3. 37,260千円
  4. 48,740千円

正解

4. 8,740千円

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解説

「8,740千円」が正しい。退職給付引当金の期末残高は、期首残高に退職給付費用の繰入額を加え、年金掛金の拠出額等を控除して求める。まず当期の退職給付費用は、企業会計基準第26号「退職給付に関する会計基準」に従い、勤務費用1,500千円+利息費用400千円−期待運用収益360千円=1,540千円である。掛金の拠出800千円は年金資産を増加させ、積立不足を意味する退職給付引当金を減額する。よって期末残高は8,000千円+1,540千円−800千円=8,740千円となる。仕訳で示せば、費用計上時は借方・退職給付費用1,540/貸方・退職給付引当金1,540、拠出時は借方・退職給付引当金800/貸方・現金預金800である。「9,540千円」は掛金拠出額800千円の控除を失念した誤りで、外部の年金資産への積立ては引当金の取崩しとなる。「10,340千円」は掛金拠出額を控除せず逆に加算した誤りである。「7,260千円」は退職給付費用1,540千円を加算せずに控除した誤りで、費用の繰入れは引当金の増加要因である。

一問一答

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