税理士に戻る
簿記論難易度: 標準

税理士 一問一答簿記論 第114問

問題

連結財務諸表において、退職給付債務から年金資産の額を控除した積立状況を示す額が負債となる場合に用いる表示科目として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1退職給付に係る負債
  2. 2退職給付引当金
  3. 3退職給付費用
  4. 4退職給付に係る調整額

正解

1. 退職給付に係る負債

詳しい解説を見る

解説

「退職給付に係る負債」が正しい。企業会計基準第26号「退職給付に関する会計基準」は、連結財務諸表において、退職給付債務から年金資産の額を控除した積立状況を示す額を負債として計上する場合は退職給付に係る負債、資産となる場合は退職給付に係る資産の科目を用いることとしている。連結では未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用も税効果を調整のうえ即時に貸借対照表に反映され、その発生・組替えはその他の包括利益を通じて純資産の部のその他の包括利益累計額に計上される。「退職給付引当金」は個別財務諸表で用いる科目であり、個別上は未認識項目の遅延認識が維持されるため、連結上の負債とは金額も名称も異なり得る。「退職給付費用」は損益計算書に計上される費用科目であって、貸借対照表の負債の表示科目ではない。「退職給付に係る調整額」は連結包括利益計算書におけるその他の包括利益の内訳項目の名称であり、積立状況を示す負債の表示科目ではない点で誤りである。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

簿記論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では税理士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。税理士試験は簿記論・財務諸表論の会計2科目と、法人税法・消費税法・相続税法などの税法科目から5科目を積み上げる科目合格制の国家試験です。簿記論・財務諸表論は受験資格不要で誰でも挑戦できます。