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簿記論難易度:

税理士 一問一答簿記論 第116問

問題

社債を額面金額より低い価額で発行した場合(割引発行)の会計処理として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1額面金額で負債に計上し、額面との差額は社債発行費として繰延処理する
  2. 2発行価額で計上し、額面との差額は償還時に一括して損失処理する
  3. 3額面金額で計上し、額面との差額は資本剰余金とする
  4. 4発行価額(払込金額)で計上し、額面との差額を償還期に至るまで毎期一定の方法で帳簿価額に加減する

正解

4. 発行価額(払込金額)で計上し、額面との差額を償還期に至るまで毎期一定の方法で帳簿価額に加減する

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解説

「発行価額(払込金額)で計上し、額面との差額を償還期に至るまで毎期一定の方法で帳簿価額に加減する」が正しい。企業会計基準第10号「金融商品に関する会計基準」は、社債を社債金額(額面)と異なる価額で発行した場合など、収入に基づく金額と債務額とが異なり、その差額が金利の調整と認められるときは、償却原価法に基づいて算定された価額をもって貸借対照表価額とすることを定めている。割引発行による差額は実質的な利息(金利調整差額)であり、償還期までの各期に社債利息として配分しながら帳簿価額を額面金額に近づけていく。「額面金額で負債に計上し、額面との差額は社債発行費として繰延処理する」は誤りで、社債発行費は募集広告費や取扱手数料など発行のための付随支出を指し、額面と発行価額の差額とは全く別のものである。「発行価額で計上し、額面との差額は償還時に一括して損失処理する」は金利の期間配分を行わない点で償却原価法に反する。「額面金額で計上し、額面との差額は資本剰余金とする」は、社債が負債であり株主との資本取引ではない以上、資本剰余金が生じる余地がなく誤りである。

一問一答

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