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簿記論難易度:

税理士 一問一答簿記論 第123問

問題

X1年4月1日に額面60,000千円の社債を57,600千円で発行した(償還期間8年、償却原価法・定額法、決算日3月31日)。X6年4月1日(発行から5年経過した直後の期首)に、この社債の全額を額面100円につき99円で買入償還した。社債償還損益はいくらか。

選択肢

  1. 1社債償還益300千円
  2. 2償還損益は生じない
  3. 3社債償還損300千円
  4. 4社債償還損1,800千円

正解

3. 社債償還損300千円

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解説

「社債償還損300千円」が正しい。金利調整差額は60,000千円−57,600千円=2,400千円であり、償還期間8年の定額法による年間償却額は300千円である。X1年4月1日発行からX6年4月1日までの経過期間は丸5年(X6年3月31日の決算まで償却処理済み)であるから、償還時点の償却原価は57,600千円+300千円×5年=59,100千円となる。買入価額は60,000千円×99円÷100円=59,400千円であり、償還損は59,400千円−59,100千円=300千円である。「社債償還益300千円」は損益の方向を逆にした誤りで、帳簿価額を上回る支出による償還からは損失が生じる。「償還損益は生じない」は経過年数を6年と誤って償却原価を57,600千円+300千円×6年=59,400千円と計算した場合の結論であり、経過期間の数え誤りに基づく。「社債償還損1,800千円」は発行価額57,600千円と買入価額59,400千円とを直接比較した誤りで、企業会計基準第10号「金融商品に関する会計基準」に基づき既に5年分行われた償却原価法による帳簿価額の増加を無視している点で誤りである。

一問一答

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