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簿記論難易度:

税理士 一問一答簿記論 第122問

問題

X1年4月1日に額面100,000円の社債を額面100円につき95円で発行した(償還期間5年、償却原価法・定額法、決算日3月31日)。X4年3月31日(発行から3年経過後の期末であり、当期分の償却処理は実施済み)に、この社債の全額を額面100円につき98.5円で買入償還した。計上される社債償還損益はいくらか。

選択肢

  1. 1社債償還益500円
  2. 2社債償還損500円
  3. 3社債償還益1,500円
  4. 4社債償還損3,500円

正解

2. 社債償還損500円

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解説

「社債償還損500円」が正しい。買入償還の損益は、償還時点の償却原価(帳簿価額)と買入価額との差額で計算する。発行価額は100,000円×95円÷100円=95,000円、金利調整差額は5,000円であり、定額法による年間償却額は5,000円÷5年=1,000円である。発行から3年が経過し当期分の償却処理も済んでいるため、償還直前の償却原価は95,000円+1,000円×3年=98,000円となる。買入価額は100,000円×98.5円÷100円=98,500円であり、帳簿価額98,000円の社債を98,500円の支出で消滅させたのだから、差額500円が社債償還損となる。「社債償還益500円」は損と益を取り違えた誤りで、帳簿価額より高い価額で償還すれば損失が生じる。「社債償還益1,500円」は額面金額100,000円と買入価額98,500円とを比較した誤りで、額面は満期償還時の支払額にすぎず買入償還損益の計算基礎とはならない。「社債償還損3,500円」は発行価額95,000円と買入価額98,500円とを比較した誤りで、既に3年分行われた償却による帳簿価額の増加(企業会計基準第10号の償却原価法)を無視している。

一問一答

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