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簿記論難易度:

税理士 一問一答簿記論 第150問

問題

商品2,000個を1個あたり400円(総額800,000円)で掛販売した。原価率は60%であり、販売数量の10%(200個)が返品されると合理的に見込まれる。販売時に計上される返品資産の金額はいくらか。

選択肢

  1. 180,000円
  2. 232,000円
  3. 348,000円
  4. 4480,000円

正解

3. 48,000円

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解説

「48,000円」が正しい。企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」の適用指針は、返品権付販売について、返品が見込まれる部分の収益を認識せず返金負債を計上するとともに、返金負債の決済時に顧客から商品を回収する権利を返品資産として認識することを定めている。返品資産は回収が見込まれる商品の従前の帳簿価額(原価ベース。回収費用等があればこれを控除)で測定するため、返品見込み200個×売価400円×原価率60%=48,000円となる。仕訳は、借方・売掛金800,000/貸方・売上720,000、返金負債80,000と、借方・売上原価432,000、返品資産48,000/貸方・商品480,000である。「80,000円」は返金負債の金額(200個×売価400円)であり、売価ベースで測定される返金負債と原価ベースで測定される返品資産とを混同している。「32,000円」は80,000円に原価率ではなく利益率に相当する40%を乗じた誤りで、返品資産は商品の帳簿価額を表すものであるから原価率60%を乗じて算定しなければならない。「480,000円」は販売した商品2,000個全体の原価(800,000円×60%)であり、返品が見込まれる部分に限定せず全量を返品資産とする点で誤りである。

一問一答

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