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簿記論難易度: 標準

税理士 一問一答簿記論 第157問

問題

外貨建金銭債権に係る為替予約について独立処理(ヘッジ会計は適用しない)を採用した場合の、決算時における為替予約の処理として正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1予約レートで換算した金額を売掛金の帳簿価額に加減する
  2. 2評価差額を繰延ヘッジ損益として純資産の部に計上する
  3. 3為替予約を時価評価し、評価差額は当期の損益として処理する
  4. 4デリバティブ取引であるため決済時まで何ら処理しない

正解

3. 為替予約を時価評価し、評価差額は当期の損益として処理する

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解説

独立処理とは、外貨建金銭債権と為替予約とを別個の取引として処理する方法である。為替予約はデリバティブ取引に該当するため、決算時には先物相場に基づいて時価評価し、ヘッジ会計を適用しない以上、評価差額は当期の損益として処理する。よって「為替予約を時価評価し、評価差額は当期の損益として処理する」が正しい。このとき外貨建金銭債権の側も決算時の直物相場で換算替えされ、両者の損益が相殺的に働く。「予約レートで換算した金額を売掛金の帳簿価額に加減する」は振当処理の説明であり、独立処理では債権と予約を一体化しない。「評価差額を繰延ヘッジ損益として純資産の部に計上する」は繰延ヘッジ会計を適用した場合の処理であり、本問はヘッジ会計を適用しない前提である。「デリバティブ取引であるため決済時まで何ら処理しない」は誤りで、デリバティブはむしろ時価評価が原則であり、オフバランスのまま放置することは認められない。(完全オリジナル問題)

一問一答

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