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簿記論難易度:

税理士 一問一答簿記論 第163問

問題

繰延ヘッジ会計を適用しているヘッジ手段のデリバティブに、期末において評価差損1,500千円が生じた。法定実効税率を30%として税効果会計を適用する場合、純資産の部に計上される繰延ヘッジ損益の金額として正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1繰延ヘッジ損益△1,050千円を純資産の部に計上する
  2. 2繰延ヘッジ損失1,500千円を当期の損益に計上する
  3. 3繰延ヘッジ損益△1,500千円を純資産の部に計上する
  4. 4繰延税金負債450千円を計上する

正解

1. 繰延ヘッジ損益△1,050千円を純資産の部に計上する

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解説

繰延ヘッジ会計では、ヘッジ手段に係る損益又は評価差額を、ヘッジ対象に係る損益が認識されるまで純資産の部において繰り延べる。このとき評価差額には税効果会計を適用するため、純資産に計上する金額は税効果控除後の1,500千円×(1−30%)=1,050千円となり、評価差損側なので「繰延ヘッジ損益△1,050千円を純資産の部に計上する」が正しい。あわせて将来減算一時差異に対する繰延税金資産450千円を計上する。「繰延ヘッジ損失1,500千円を当期の損益に計上する」は繰延ヘッジの趣旨に反し、損益を繰り延べずに当期認識してしまう誤りである。「繰延ヘッジ損益△1,500千円を純資産の部に計上する」は税効果を控除しない総額を計上する誤りで、純資産直入項目は税効果控除後の金額で計上する。「繰延税金負債450千円を計上する」は誤りで、評価差損の場合に生じるのは将来減算一時差異であるから、計上すべきは繰延税金資産450千円であり負債ではない。(完全オリジナル問題)

一問一答

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