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簿記論難易度: 標準

税理士 一問一答簿記論 第170問

問題

本支店合併損益計算書を作成するにあたり、期首商品棚卸高及び期末商品棚卸高に含まれる内部利益の取扱いとして正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1期首分・期末分ともに当期の利益に加算する
  2. 2期首分・期末分ともに当期の利益から控除する
  3. 3期首分は利益から控除し、期末分は利益に加算する
  4. 4期首分は利益に加算(戻入れ)し、期末分は利益から控除する

正解

4. 期首分は利益に加算(戻入れ)し、期末分は利益から控除する

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解説

内部利益は企業内部の商品移送により生じた未実現利益であるから、合併財務諸表では棚卸資産から控除しなければならない。期末商品に含まれる内部利益は当期にはまだ実現していないため利益から控除する一方、期首商品に含まれていた内部利益は前期末に控除済みであり、その商品が当期に外部へ販売されて利益が実現したとみられるため、当期の利益に戻し入れる(加算する)。よって「期首分は利益に加算(戻入れ)し、期末分は利益から控除する」が正しい。「期首分・期末分ともに当期の利益に加算する」は期末分の未実現利益まで利益計上することになり過大計上となる。「期首分・期末分ともに当期の利益から控除する」は前期に控除済みの期首分を再度控除する二重控除であり、利益が過小になる。「期首分は利益から控除し、期末分は利益に加算する」は戻入れと控除の方向を完全に逆にしたものである。繰延内部利益勘定の期首戻入れ・期末繰延べという洗替えの流れで理解するとよい。(完全オリジナル問題)

一問一答

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