税理士に戻る
財務諸表論難易度: 標準

税理士 一問一答財務諸表論 第3問

問題

討議資料「財務会計の概念フレームワーク」における会計情報の質的特性に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1信頼性は、中立性・検証可能性・表現の忠実性などに支えられた、会計情報が信頼に足る情報であるという特性である
  2. 2意思決定との関連性とは、同一の方法を毎期継続して適用することにより時系列比較を可能にする特性をいう
  3. 3内的整合性は、会計情報が対象の実態を偏りなく写し取っていることを直接検証する特性である
  4. 4意思決定との関連性と信頼性は常に両立するため、両者の間で調整が問題となることはない

正解

1. 信頼性は、中立性・検証可能性・表現の忠実性などに支えられた、会計情報が信頼に足る情報であるという特性である

詳しい解説を見る

解説

概念フレームワークは、意思決定有用性を支える特性として意思決定との関連性と信頼性を挙げ、このうち信頼性を「中立性・検証可能性・表現の忠実性などに支えられた、会計情報が信頼に足る情報であるという特性」と説明しており、この内容の記述が正しい。「同一の方法を毎期継続して適用することにより時系列比較を可能にする特性」は比較可能性の説明であり、会計情報が投資家の将来予測や企業価値の推定に貢献することを意味する意思決定との関連性の説明としては誤りである。「会計情報が対象の実態を偏りなく写し取っていることを直接検証する」という内容は、信頼性を支える表現の忠実性等に関わるものであり、内的整合性は個別の基準が会計基準全体の体系と整合しているかによって有用性を間接的に推定する特性であるから誤りである。さらに概念フレームワークは、意思決定との関連性と信頼性が互いに他を犠牲にしなければ達成できない場合があり得ることを認めているため、「常に両立するため、両者の間で調整が問題となることはない」という記述も誤りである。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

財務諸表論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では税理士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。税理士試験は簿記論・財務諸表論の会計2科目と、法人税法・消費税法・相続税法などの税法科目から5科目を積み上げる科目合格制の国家試験です。簿記論・財務諸表論は受験資格不要で誰でも挑戦できます。