税理士に戻る
財務諸表論難易度:

税理士 一問一答財務諸表論 第36問

問題

企業会計基準第29号「収益認識に関する会計基準」が定める収益認識の5つのステップの順序として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1取引価格の算定 → 契約の識別 → 履行義務の識別 → 取引価格の配分 → 履行義務の充足による収益の認識
  2. 2契約の識別 → 履行義務の識別 → 取引価格の算定 → 履行義務への取引価格の配分 → 履行義務の充足時(又は充足するにつれて)の収益の認識
  3. 3契約の識別 → 取引価格の算定 → 収益の認識 → 履行義務の識別 → 取引価格の配分
  4. 4履行義務の識別 → 契約の識別 → 取引価格の配分 → 取引価格の算定 → 履行義務の充足による収益の認識

正解

2. 契約の識別 → 履行義務の識別 → 取引価格の算定 → 履行義務への取引価格の配分 → 履行義務の充足時(又は充足するにつれて)の収益の認識

詳しい解説を見る

解説

収益認識に関する会計基準は、基本となる原則に従って収益を認識するために、顧客との契約を識別し、契約における履行義務を識別し、取引価格を算定し、契約における履行義務に取引価格を配分し、履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識するという5つのステップを適用する。まず収益認識の単位となる契約と履行義務を確定し、次に測定額である取引価格を算定して各履行義務に配分し、最後に充足の時点又は進捗に応じて認識するという流れであるから、「契約の識別 → 履行義務の識別 → 取引価格の算定 → 履行義務への取引価格の配分 → 履行義務の充足時(又は充足するにつれて)の収益の認識」という順序が正しい。「取引価格の算定」から始まる並びは、算定の前提となる契約がいまだ識別されていない段階で価格を算定することになり順序が誤っている。「収益の認識」が履行義務の識別や配分より前に置かれた並びは、何をいくらで認識するかが定まらないまま認識を行うことになるため誤りである。「履行義務の識別」から始まる並びも、履行義務は識別された契約の中で識別されるものであるため、契約の識別に先行させる点で誤りである。

一問一答

5科目1,000問を科目別に学習

財務諸表論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では税理士の全1000問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。税理士試験は簿記論・財務諸表論の会計2科目と、法人税法・消費税法・相続税法などの税法科目から5科目を積み上げる科目合格制の国家試験です。簿記論・財務諸表論は受験資格不要で誰でも挑戦できます。