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財務諸表論難易度: 標準

税理士 一問一答財務諸表論 第4問

問題

討議資料「財務会計の概念フレームワーク」における資産の定義として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1将来の期間に費用として配分されるべき、支出済みの原価の未配分残高
  2. 2報告主体が法的所有権を有する財貨および債権
  3. 3過去の取引または事象の結果として、報告主体が支配している経済的資源
  4. 4換金可能性のある財産であって、貸借対照表に計上されているもの

正解

3. 過去の取引または事象の結果として、報告主体が支配している経済的資源

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解説

概念フレームワークは資産を「過去の取引または事象の結果として、報告主体が支配している経済的資源」と定義しており、この記述が正しい。ここでいう支配とは所有権の有無を問わず経済的資源を利用し便益を享受できる状態を指し、経済的資源とはキャッシュの獲得に貢献する便益の源泉をいう。「将来の期間に費用として配分されるべき、支出済みの原価の未配分残高」は、動態論における費用性資産(原価の未費消残高)の説明に近い考え方であり、概念フレームワークの定義ではない。「報告主体が法的所有権を有する財貨および債権」は、法的所有権を要件とする点で誤りであり、ファイナンス・リースにより使用する資産のように所有権がなくても支配していれば資産となる場合を説明できない。「換金可能性のある財産であって、貸借対照表に計上されているもの」は、静態論的な換金価値のある財産という見方に近いうえ、計上されているものが資産であるとする点で定義として循環しており不適切である。

一問一答

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