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財務諸表論難易度: 標準

税理士 一問一答財務諸表論 第54問

問題

資産を貨幣性資産と費用性資産とに分類する考え方に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1貨幣性資産とは最終的に現金化される資産をいい、費用性資産とは費用化の過程にある資産をいうから、この分類は主として資産の評価の観点からの分類である
  2. 2この分類は貸借対照表の表示区分を定めるための分類であり、流動・固定分類と常に一致する
  3. 3費用性資産は換金価値を有しないため、貸借対照表能力が認められない
  4. 4建物や機械装置は最終的に売却により現金化できるため、貨幣性資産に分類される

正解

1. 貨幣性資産とは最終的に現金化される資産をいい、費用性資産とは費用化の過程にある資産をいうから、この分類は主として資産の評価の観点からの分類である

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解説

「貨幣性資産とは最終的に現金化される資産をいい、費用性資産とは費用化の過程にある資産をいうから、この分類は主として資産の評価の観点からの分類である」が正しい。現金預金・受取手形・売掛金等の貨幣性資産は回収可能額を基礎に、棚卸資産や償却性固定資産等の費用性資産は取得原価を基礎とする未費消原価によって評価され、この分類は測定思考と直結している。「貸借対照表の表示区分を定めるための分類であり、流動・固定分類と常に一致する」との記述は誤りで、表示のための流動・固定分類とは目的を異にし、たとえば費用性資産たる棚卸資産は流動資産、貨幣性資産に近い長期貸付金は固定資産に表示されるように両者は一致しない。「費用性資産は換金価値を有しないため、貸借対照表能力が認められない」も誤りで、費用性資産は将来の収益獲得に貢献する未費消原価として資産計上される。「建物や機械装置は…貨幣性資産に分類される」も誤りで、これらは利用を通じて費用化される典型的な費用性資産である。

一問一答

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