問題
資産の流動・固定の分類に関する記述として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1すべての資産は、決算日の翌日から起算して1年以内に現金化されるか否かのみによって流動・固定に分類される
- 2受取手形や売掛金などの営業債権は、回収期限が1年を超える場合には投資その他の資産に分類される
- 3まず正常営業循環基準を適用して主目的たる営業取引の循環過程内にある資産を流動資産とし、循環過程から外れた資産には1年基準を適用する
- 4流動資産は正常営業循環基準により、固定資産は1年基準によりそれぞれ独立に判定される
正解
3. まず正常営業循環基準を適用して主目的たる営業取引の循環過程内にある資産を流動資産とし、循環過程から外れた資産には1年基準を適用する
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
現行制度における資産の流動・固定分類は、「まず正常営業循環基準を適用して主目的たる営業取引の循環過程内にある資産を流動資産とし、循環過程から外れた資産には1年基準を適用する」という二段階の判定による(企業会計原則注解16)。「1年以内に現金化されるか否かのみによって流動・固定に分類される」との記述は、1年基準を唯一の基準とする点で誤りであり、主たる判定基準が正常営業循環基準であることを見落としている。「営業債権は、回収期限が1年を超える場合には投資その他の資産に分類される」との記述も誤りで、受取手形・売掛金等は正常な営業循環内にある限り回収期限の長短を問わず流動資産とされ、破産更生債権等として循環を外れた場合にはじめて1年基準の適用対象となる。「流動資産は正常営業循環基準により、固定資産は1年基準により」独立に判定するとの記述は、両基準が主・補完の関係で段階的に適用されるという構造を無視したものであり誤りである。
一問一答
5科目1,000問を科目別に学習