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財務諸表論難易度: 標準

税理士 一問一答財務諸表論 第104問

問題

負債の分類に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

  1. 1前受金は、企業の主目的たる営業取引により発生したものであれば、正常営業循環基準により流動負債に分類される
  2. 2社債は、決算日の翌日から起算して1年以内に償還期限が到来するものを除き、固定負債に分類される
  3. 3賞与引当金のように通常1年以内に使用される見込みの引当金は流動負債に、退職給付引当金のように1年を超えて使用される見込みの引当金は固定負債に分類される
  4. 4営業取引により生じた買掛金であっても、決済期限が1年を超える場合には固定負債に分類しなければならない

正解

4. 営業取引により生じた買掛金であっても、決済期限が1年を超える場合には固定負債に分類しなければならない

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解説

『営業取引により生じた買掛金であっても、決済期限が1年を超える場合には固定負債に分類しなければならない』という記述が誤りである。買掛金や支払手形など企業の主目的たる営業取引の循環過程内で生じた債務には正常営業循環基準が適用され、決済期限の長短にかかわらず流動負債に分類される(企業会計原則注解16)。一年基準が適用されるのは循環基準の適用対象から外れた負債であり、営業循環内にある買掛金へ一年基準を適用する点で分類の順序を誤っている。他方、前受金が営業取引由来であれば流動負債とされるという記述は循環基準の適用として正しい。社債が一年基準により1年以内償還分を除き固定負債とされるという記述も正しい。また、引当金について取崩しまでの期間に着目し、賞与引当金のように通常1年以内に使用される見込みのものを流動負債、退職給付引当金のように1年を超えて使用される見込みのものを固定負債に分類するという記述も、財務諸表等規則等の取扱いに合致し正しい。

一問一答

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