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財務諸表論難易度: 標準

税理士 一問一答財務諸表論 第105問

問題

負債の性格に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1退職給付引当金は、法律上の債務ではない単なる会計上の負債である
  2. 2未払金や借入金は、支払額や支払期日が未確定な条件付債務である
  3. 3退職給付引当金や製品保証引当金は、一定の条件が成就した場合に支払義務が確定する条件付債務としての性格を有する
  4. 4修繕引当金は、取引先に対する法律上の確定債務である

正解

3. 退職給付引当金や製品保証引当金は、一定の条件が成就した場合に支払義務が確定する条件付債務としての性格を有する

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解説

負債たる引当金のうち退職給付引当金や製品保証引当金は、従業員の退職や製品の故障といった一定の条件の成就により支払義務が確定する条件付債務としての性格を有し、法律上の債務に含まれる。『退職給付引当金は法律上の債務ではない単なる会計上の負債である』という記述は、退職金規程や労働協約等に基づき従業員に対して支払義務を負う条件付債務であることに反し誤りである。『未払金や借入金は支払額や支払期日が未確定な条件付債務である』という記述は、これらが支払額・支払期日ともに確定した確定債務であることに反し誤りである。『修繕引当金は取引先に対する法律上の確定債務である』という記述は、修繕引当金が自己の保有する資産の修繕という自己に対する支出予定にすぎず、特定の相手方に対する義務が存在しない債務でない引当金である点で誤りである。確定債務・条件付債務・債務でない負債という債務性の程度による区分は、引当金の性格を理解する基礎として重要である。

一問一答

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