問題
社債に関する記述として、適切でないものはどれか。
選択肢
- 1社債は、会社が広く一般から資金を調達するために負担する金銭債務であり、社債権者は会社の債権者である。
- 2社債の発行は、取締役会設置会社では原則として取締役会の決議によって募集事項を定めることができる。
- 3社債権者は、株主と同様に会社の議決権を有し、株主総会で議決権を行使できる。
- 4社債管理者は、社債権者のために弁済の受領や債権の保全等を行う。
正解
3. 社債権者は、株主と同様に会社の議決権を有し、株主総会で議決権を行使できる。
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解説
社債は会社が資金調達のため負担する金銭債務であり、社債権者は会社に対する債権者として元利金の支払を受ける地位にある。株主のように会社の構成員(社員)ではないため議決権はなく、株主総会で議決権を行使することはできない。よって当該選択肢は誤り。社債の募集事項は取締役会設置会社では原則として取締役会の決議で定めることができ(会社法362条4項5号は「社債を引き受ける者の募集に関する重要な事項」を取締役会の決議事項とする)、機動的な発行が可能である。社債権者保護のため、原則として社債管理者を定めて弁済受領や債権保全を行わせ、社債権者集会で重要事項を決する仕組みが整備されている。株式と社債の法的性質の違いは頻出の比較論点である。
一問一答
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