ビジネス実務法務検定2級トップに戻る
企業活動の規制と労働法難易度: 標準

ビジネス実務法務検定2級 一問一答企業活動の規制と労働法 第18問

問題

E社では、労働者に法定労働時間を超える残業をさせるため、労働組合との間で時間外労働に関する協定を締結することにした。この協定(いわゆる三六協定)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1三六協定を締結すれば、割増賃金を支払わずに時間外労働をさせることができる
  2. 2三六協定は締結すれば足り、行政官庁への届出は不要である
  3. 3三六協定を締結し労働基準監督署長に届け出ることで、協定の範囲内で時間外労働をさせても労働基準法違反とならない(免罰効果)
  4. 4三六協定があれば、上限を問わず無制限に時間外労働をさせることができる

正解

3. 三六協定を締結し労働基準監督署長に届け出ることで、協定の範囲内で時間外労働をさせても労働基準法違反とならない(免罰効果)

詳しい解説を見る

解説

労働基準法36条に基づく時間外・休日労働協定(三六協定)は、事業場の過半数労働組合または過半数代表者と使用者が締結し、労働基準監督署長へ届け出ることで、協定の範囲内の時間外・休日労働について刑事罰を免れる「免罰効果」を生じさせる。あくまで法定労働時間規制の例外を許す手続であって、割増賃金の支払義務を免除するものではなく、時間外労働には別途37条の割増賃金が必要である。締結だけでなく届出が効力要件であり、さらに働き方改革により原則月45時間・年360時間等の罰則付き上限が課されているため、無制限に残業させることはできない。

一問一答

全400問を繰り返し学習

企業活動の規制と労働法の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格ではビジネス実務法務検定2級の全600問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。ビジネス実務法務検定2級は「企業取引の法務/債権の管理と回収/株式会社の組織と運営/企業財産と知的財産/企業活動の規制と労働法/紛争の解決方法と国際法務」の6領域から出題されます。民法・商法・会社法を中心に、3級より実践的・応用的な事例が問われます。