問題
物上保証人に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
選択肢
- 1物上保証人は、他人の債務のために自己の財産に担保物権を設定した者である
- 2物上保証人は、被担保債権の全額について自己の一般財産をもって責任を負う
- 3物上保証人が債務を弁済し、または担保権の実行により所有権を失ったときは、債務者に対して求償権を取得する
- 4物上保証人は、債務者が主たる債務について有する抗弁を主張することができる
正解
2. 物上保証人は、被担保債権の全額について自己の一般財産をもって責任を負う
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解説
物上保証人は、他人の債務を担保するため自己の不動産等に抵当権・質権を設定した者であるから、これを説明する記述は正しい。物上保証人の責任は提供した担保目的物の価額の限度に限られる(有限責任)。保証人のように自己の一般財産全体で人的に責任を負うわけではないため、被担保債権の全額を自己の一般財産で負うとする記述が適切でない。物上保証人が弁済または担保実行により目的物を失えば債務者へ求償できるため(372条・351条)、債務者に求償権を取得するとする記述は正しい。また担保の付従性から主たる債務者の抗弁を主張できるため、抗弁を主張できるとする記述も正しい。
一問一答
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