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債権の管理と回収難易度: 難

ビジネス実務法務検定2級 一問一答|債権の管理と回収 第52問

問題

債務引受に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。改正民法を前提とする。

選択肢

  1. 1免責的債務引受では、元の債務に付された担保や保証は引受人の同意がなくても当然にすべて引受人の債務へ移転する
  2. 2併存的債務引受では、引受人が債務者と連帯して同一の債務を負担し、元の債務者も債務を免れない
  3. 3免責的債務引受がされても、元の債務者は引き続き債務を負担する
  4. 4併存的債務引受を債務者と引受人となる者との契約によってする場合、債権者の承諾がなくても、その契約の時に効力を生じる

正解

2. 併存的債務引受では、引受人が債務者と連帯して同一の債務を負担し、元の債務者も債務を免れない

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解説

併存的(重畳的)債務引受は、引受人が従来の債務者と連帯して同一内容の債務を負担するもので、元の債務者は債務を免れず債権者の引当てが増える点で債権担保に資する(民法470条)。よって引受人が債務者と連帯して同一の債務を負担し元の債務者も債務を免れないとする記述が正しい。免責的債務引受では元の債務者は債務を免れ引受人のみが負担するから(472条)、免責的債務引受がされても元の債務者が引き続き債務を負担するとする記述は誤り。併存的債務引受は債権者と引受人となる者との契約のほか、債務者と引受人となる者との契約によってもできるが、後者の場合は債権者が引受人となる者に対して承諾をした時に効力を生ずるから(470条2項・3項)、債務者と引受人となる者との契約による場合に債権者の承諾がなくても契約の時に効力を生じるとする記述は誤り。免責的債務引受で担保権や保証を引受人の債務に移すには、債権者があらかじめ又は同時に引受人に対して意思表示をしなければならず、引受人以外の者が設定した担保権や保証についてはその者の承諾(保証人の承諾は書面)も必要であるから(472条の4)、担保や保証が引受人の同意がなくても当然にすべて引受人の債務へ移転するとする記述も誤りである。

一問一答

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