問題
保証債務の範囲および分別の利益に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1通常の保証人が複数いる場合(共同保証)でも、各保証人は分別の利益を有しない
- 2保証人の負担が主たる債務より重い場合でも、その重い限度で有効である
- 3保証債務には付従性がないため、主たる債務の額が減少しても保証債務の額は変わらない
- 4保証債務は、主たる債務に関する利息・違約金・損害賠償その他その債務に従たるすべてのものを包含する
正解
4. 保証債務は、主たる債務に関する利息・違約金・損害賠償その他その債務に従たるすべてのものを包含する
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解説
保証債務は、特約のない限り主たる債務に関する利息・違約金・損害賠償その他主たる債務に従たるものすべてを包含する(民法447条1項)ため、保証債務が主たる債務に従たるすべてのものを包含するとする記述が正しい。通常の保証で保証人が複数いる場合(共同保証)は、各保証人が債務額を頭数で按分した額のみ負担する分別の利益を有するから(456条。分別の利益がないのは連帯保証)、通常の共同保証でも各保証人が分別の利益を有しないとする記述は誤り。保証人の負担が主たる債務より重いときは主たる債務の限度に減縮されるから(448条)、主たる債務より重い限度で有効とする記述も誤り。保証債務は付従性を持ち主たる債務の減少に応じて縮減するから、付従性がなく主たる債務の額が減少しても保証債務の額は変わらないとする記述も誤りである。
一問一答
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