問題
取引先の倒産に備えた事前の与信管理・債権保全策に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
選択肢
- 1取引開始時に取引先から不動産に抵当権の設定を受けておく
- 2継続的取引から生じる債権をまとめて担保するため根抵当権を設定しておく
- 3取引先の代表者等から連帯保証を取得しておく
- 4取引先が倒産してから初めて担保を設定すれば、倒産手続でも常に有効な担保として優先弁済を受けられる
正解
4. 取引先が倒産してから初めて担保を設定すれば、倒産手続でも常に有効な担保として優先弁済を受けられる
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解説
与信管理では、取引先の信用悪化や倒産に備え、平時から担保・保証を確保しておくことが肝要である。取引開始時の抵当権の設定、継続的取引に適した根抵当権の設定、代表者等からの連帯保証取得はいずれも有効な事前の債権保全策で正しい。これに対し、取引先が倒産してから(支払不能・支払停止後等に)担保を設定しても、債権者平等を害する偏頗行為として破産手続で否認される危険が高く、常に有効な優先弁済を受けられるわけではない。したがって取引先が倒産してから初めて担保を設定すれば常に有効な担保として優先弁済を受けられるとする記述が適切でない。担保は危機到来「前」に取得しておくことが重要である。
一問一答
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