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企業取引の法務難易度: 標準

ビジネス実務法務検定2級 一問一答企業取引の法務 第32問

問題

契約上の地位の移転および債務引受に関する改正民法の規律として、適切でないものはどれか。

選択肢

  1. 1契約の当事者の一方が第三者との間で契約上の地位を譲渡する合意をし、契約の相手方がその譲渡を承諾したときは、契約上の地位は第三者に移転する
  2. 2併存的債務引受は、引受人が債務者と連帯して同一内容の債務を負担するものである
  3. 3免責的債務引受がされると、債務者は自己の債務を免れ、引受人がその債務を負担する
  4. 4免責的債務引受は、債権者と引受人との間の契約のみによっては一切成立せず、必ず元の債務者の同意が必要である

正解

4. 免責的債務引受は、債権者と引受人との間の契約のみによっては一切成立せず、必ず元の債務者の同意が必要である

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解説

契約上の地位の移転は、譲渡の合意に加え相手方の承諾があれば生じる(539条の2)ので、相手方の承諾により地位が移転するとする記述は正しい。併存的債務引受は引受人が債務者と連帯して同一の債務を負う(470条1項)ので、その旨の記述も正しい。免責的債務引受では元の債務者は債務を免れ引受人が債務を負担する(472条1項)ので、その旨の記述も正しい。免責的債務引受は、債権者と引受人の契約でもでき、その場合債権者が債務者に通知すれば効力を生じる(472条2項)ため、必ず元の債務者の同意が必要とする記述が適切でない。

一問一答

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