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企業取引の法務難易度:

ビジネス実務法務検定2級 一問一答企業取引の法務 第36問

問題

表見代理に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1本人が第三者に対して他人に代理権を与えた旨を表示した場合、その代理権の範囲内でその他人が第三者との間でした行為について、本人は責任を負うことがある
  2. 2表見代理が成立する場合、相手方は本人に対して契約上の責任を追及することができず、無権代理人に対してのみ責任を追及できる
  3. 3代理権の消滅後にその代理人であった者がした行為については、相手方が代理権消滅を知っていたか否かにかかわらず、本人は一切責任を負わない
  4. 4権限外の行為について表見代理が成立するには、相手方がその行為について代理権があると信ずべき正当な理由があったか否かを問わない

正解

1. 本人が第三者に対して他人に代理権を与えた旨を表示した場合、その代理権の範囲内でその他人が第三者との間でした行為について、本人は責任を負うことがある

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解説

本人が第三者に対して他人に代理権を与えた旨を表示したときは、その代理権の範囲内の行為について本人が責任を負う(代理権授与表示による表見代理、109条1項)ため、代理権授与表示があれば本人が責任を負うことがあるとする記述が正しい。表見代理が成立すると相手方は本人に契約責任を追及できるので、本人に責任を追及できないとする記述は誤り。代理権消滅後の表見代理(112条)は相手方が善意・無過失であれば本人が責任を負い得るので、消滅を知っていたか否かを問わず本人が一切責任を負わないとする記述は誤り。権限外行為の表見代理(110条)は相手方に代理権ありと信ずべき正当な理由があることが要件なので、正当な理由の有無を問わないとする記述も誤りである。

一問一答

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