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企業取引の法務難易度:

ビジネス実務法務検定2級 一問一答企業取引の法務 第40問

問題

債権の担保となる物的担保(典型担保・非典型担保)に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1留置権は、当事者の設定行為によって生じる約定担保物権である
  2. 2質権は、債権者がその債権の担保として債務者または第三者から受け取った物を占有し、その物について他の債権者に先立って弁済を受ける権利である
  3. 3譲渡担保は民法に明文の規定がある典型担保物権である
  4. 4先取特権は、債権者と債務者の合意によって初めて成立する担保物権である

正解

2. 質権は、債権者がその債権の担保として債務者または第三者から受け取った物を占有し、その物について他の債権者に先立って弁済を受ける権利である

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解説

質権は、債権者が担保として受け取った物を占有し、その物について他の債権者に優先して弁済を受ける担保物権である(342条)ため正しい。留置権は他人の物を占有する者が一定の債権について生じる法定担保物権であり、設定行為によらないので、留置権を約定担保物権とする記述は誤り。譲渡担保は民法に明文がなく判例・慣習によって認められる非典型担保なので、譲渡担保を典型担保物権とする記述は誤り。先取特権は法律の定める一定の債権について法律上当然に生じる法定担保物権であり、合意で成立するものではないので、先取特権が合意により成立するとする記述も誤りである。

一問一答

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