ビジネス実務法務検定2級トップに戻る
企業取引の法務難易度: 標準

ビジネス実務法務検定2級 一問一答企業取引の法務 第61問

問題

売買契約における目的物の数量に関する契約不適合(数量不足)に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1引き渡された目的物が契約の内容に適合しない数量不足である場合、買主は不足分の引渡しによる追完を請求できるほか、要件を満たせば代金減額や損害賠償、解除も求め得る
  2. 2数量不足は品質の不適合ではないため、買主は売主に対して一切責任を追及できない
  3. 3数量に関する契約不適合については、買主は不適合を知った時から1年以内に通知しなければ、その権利を失う
  4. 4数量不足の場合、買主は追完を請求することはできず、契約の解除のみが認められる

正解

1. 引き渡された目的物が契約の内容に適合しない数量不足である場合、買主は不足分の引渡しによる追完を請求できるほか、要件を満たせば代金減額や損害賠償、解除も求め得る

詳しい解説を見る

解説

改正民法では、引き渡された目的物が種類・品質だけでなく数量に関して契約内容に適合しない場合も契約不適合となり、買主は不足分の引渡しによる追完請求(562条)、代金減額(563条)、損害賠償・解除(564条)を要件のもとで求め得るため、買主の救済方法を包括的に述べた記述が最も適切である。数量不足も契約不適合に含まれるので一切責任追及できないとする記述、追完を請求できず解除のみとする記述は誤り。買主が不適合を知った時から1年以内に通知しなければ権利を失うとする1年の通知期間の制限は種類・品質の不適合についての規律であり(566条)、数量の不適合はその対象外であるから、数量不適合に1年の通知制限がかかるとする記述も誤りである。

一問一答

全400問を繰り返し学習

企業取引の法務の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格ではビジネス実務法務検定2級の全600問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。ビジネス実務法務検定2級は「企業取引の法務/債権の管理と回収/株式会社の組織と運営/企業財産と知的財産/企業活動の規制と労働法/紛争の解決方法と国際法務」の6領域から出題されます。民法・商法・会社法を中心に、3級より実践的・応用的な事例が問われます。