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企業取引の法務難易度:

ビジネス実務法務検定2級 一問一答企業取引の法務 第63問

問題

商法上の交互計算・匿名組合など企業間取引に関連する制度の記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1交互計算では、組み入れられた個々の債権を、当事者は計算期間中いつでも自由に単独で行使・譲渡できる
  2. 2匿名組合は、当事者の全員が無限責任を負って共同で事業を営む組織である
  3. 3交互計算とは、商人間または商人と商人でない者との間で平常取引をする場合に、一定の期間内の取引から生ずる債権債務の総額について相殺をし、その残額の支払をすることを約する契約である
  4. 4匿名組合員は、出資の有無にかかわらず、当然に営業者の業務執行に参加する権利を有する

正解

3. 交互計算とは、商人間または商人と商人でない者との間で平常取引をする場合に、一定の期間内の取引から生ずる債権債務の総額について相殺をし、その残額の支払をすることを約する契約である

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解説

交互計算は、商人間等で平常取引をする場合に、一定期間内の取引から生じる債権債務の総額を相殺し残額を支払うことを約する契約である(商法529条)ため、交互計算の定義を述べた記述が正しい。交互計算に組み入れられた債権は計算期間中は独立性を失い、当事者は個別に行使・譲渡できなくなる(交互計算不可分の原則)ので、組み入れられた個々の債権を当事者が計算期間中いつでも自由に単独で行使・譲渡できるとする記述は誤り。匿名組合は匿名組合員が営業者に出資し営業者のみが事業を営む契約で、匿名組合員は出資の価額を限度とする有限責任にとどまるので、当事者全員が無限責任を負って共同で事業を営むとする記述は誤り。匿名組合員は業務執行や対外的代表に関与しないのが原則なので、匿名組合員が当然に営業者の業務執行に参加する権利を有するとする記述も誤りである。

一問一答

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