問題
取締役の会社に対する責任および株主代表訴訟に関する次のア〜エの記述のうち、適切なものの組み合わせを①〜④の中から1つ選びなさい。 ア. 取締役がその任務を怠ったことによって会社に損害を生じさせた場合、当該取締役は会社に対して損害賠償責任を負う。 イ. 取締役の会社に対する責任は、総株主の同意があれば免除することができる。 ウ. 株主代表訴訟を提起できるのは、原則として6か月前から引き続き株式を有する株主に限られ、いかなる場合も保有期間の要件を欠く株主は提訴できない。 エ. 取締役の任務懈怠責任は、その職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がなければ、株主総会の決議によらずに代表取締役が単独で全額を免除できる。
選択肢
- 1ア・イ
- 2ア・ウ
- 3イ・エ
- 4ウ・エ
正解
1. ア・イ
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解説
アは適切。取締役は任務懈怠により会社に損害を与えた場合、会社に対し損害賠償責任を負う(会社法423条1項)。イも適切で、この責任は総株主の同意があれば全部免除できる(424条)。ウは誤りで、確かに公開会社では6か月の保有要件があるが、非公開会社では保有期間要件はなく「いかなる場合も提訴できない」は誤り(847条)。エも誤りで、責任の一部免除には株主総会の特別決議や定款の定めに基づく取締役会決議等の手続が必要で、代表取締役が単独・全額免除できるわけではない(425条・426条)。よって適切な組み合わせはア・イ。
一問一答
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