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企業取引の法務難易度: 標準

ビジネス実務法務検定2級 予想問題企業取引の法務 第1問

問題

次のア〜エの記述のうち、契約の成立と意思表示に関する記述として適切なものの組み合わせを①〜④の中から1つ選びなさい。 ア. 申込みに変更を加えてこれを承諾した場合、その申込みの拒絶とともに新たな申込みをしたものとみなされる。 イ. 承諾の期間を定めてした申込みは、申込者が撤回をする権利を留保したときであっても、その期間内は撤回することができない。 ウ. 第三者の詐欺により意思表示をした場合、相手方がその事実を知り、または知ることができたときに限り、表意者はその意思表示を取り消すことができる。 エ. 心裡留保による意思表示は、相手方が表意者の真意を知っていた場合であっても、表示どおりの効力を生じる。

選択肢

  1. 1イ・エ
  2. 2ア・ウ
  3. 3イ・ウ
  4. 4ア・エ

正解

2. ア・ウ

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解説

アは適切。変更を加えた承諾は承諾としての効力を持たず、申込みの拒絶+新たな申込みとみなされる(民法528条)。ウも適切で、第三者詐欺の場合は相手方の悪意・有過失があるときに限り取消しできる(96条2項)。一方イは不適切で、撤回権を留保していれば期間内でも撤回できる(523条1項ただし書)。エも不適切で、心裡留保は原則有効だが、相手方が真意を知りまたは知ることができたときは無効となる(93条1項ただし書)。よって適切な組み合わせはア・ウである。事例処理では、誰の認識を基準に効力を判断するかを正確に区別することが重要である。

一問一答

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