ビジ法2級に戻る
債権の管理と回収難易度:

ビジネス実務法務検定2級 予想問題債権の管理と回収 第8問

問題

債権者代位権に関する次のア〜オの記述のうち、適切なものの組み合わせを①〜⑤の中から1つ選びなさい。 ア. 債権者代位権の行使に当たって被保全債権が金銭債権である場合であっても、債務者が無資力であることは一切要件とならず、債務者に十分な資力があるときでも債権者は当然に被代位権利を行使することができる。 イ. 債権者が被代位権利を行使した場合には、債務者は、被代位権利について、自ら取立てその他の処分をすることが一切できなくなり、相手方も債務者に対して履行をすることができなくなる。 ウ. 債権者が被代位権利を行使した場合であっても、相手方は、債務者に対して主張することができる抗弁をもって、代位行使をする債権者に対抗することができる。 エ. 債権者は、その債権の期限が到来しない間は、保存行為を除き、被代位権利を行使することができない。 オ. 債権者は、被代位権利の行使に係る訴えを提起したときは、遅滞なく、債務者に対し訴訟告知をしなければならない。

選択肢

  1. 1ア・イ
  2. 2イ・ウ
  3. 3イ・エ
  4. 4ウ・オ
  5. 5イ・オ

正解

4. ウ・オ

詳しい解説を見る

解説

ウは適切。民法423条の4は相手方が債務者に対する抗弁をもって代位債権者に対抗できると定める。オは適切。民法423条の6は債権者が被代位権利の行使に係る訴えを提起したときに遅滞なく債務者へ訴訟告知をしなければならないと定める。アは不適切。被保全債権が金銭債権の場合、債権者代位権の行使には原則として債務者の無資力が要件となる(特定の債権を保全するための転用型を除く)から「無資力は一切要件とならない」は誤り。イも不適切。民法423条の5は債権者が被代位権利を行使した場合であっても債務者は自ら取立てその他の処分をすることを妨げられず、相手方も債務者に対して履行をすることを妨げられないと定めるため「一切できなくなる」は誤りである。エは適切な内容(民法423条2項の期限到来要件と保存行為の例外)であるが、本問では正解の組み合わせを構成しない。よって適切な記述のみで構成される正解の組み合わせはウ・オである。

一問一答

全400問を繰り返し学習

債権の管理と回収の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格ではビジネス実務法務検定2級の全600問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。ビジネス実務法務検定2級は「企業取引の法務/債権の管理と回収/株式会社の組織と運営/企業財産と知的財産/企業活動の規制と労働法/紛争の解決方法と国際法務」の6領域から出題されます。民法・商法・会社法を中心に、3級より実践的・応用的な事例が問われます。