問題
株式および株主の権利に関する次のア〜エの記述のうち、適切でないものの組み合わせを①〜④の中から1つ選びなさい。 ア. 株主は、その有する株式の引受価額を限度として責任を負うにとどまり、会社債権者に対して直接責任を負わないのが原則である。 イ. 株主は、株主であることに基づき会社に対して有する権利(自益権・共益権)を、その保有株式数の多寡にかかわらずすべて単独で行使でき、少数株主権という区別は存在しない。 ウ. 自己株式について会社は議決権を行使することができ、剰余金の配当も受けることができる。 エ. 単元株式数を定款で定めた会社では、一単元に満たない株式(単元未満株式)を有する株主は、その単元未満株式について議決権を行使することができない。
選択肢
- 1ア・イ
- 2ウ・エ
- 3ア・ウ
- 4イ・ウ
正解
4. イ・ウ
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
イは不適切。株主の権利には一株(一単元)でも行使できる単独株主権と、一定割合・一定数の株式保有を要する少数株主権(株主提案権や帳簿閲覧請求権等)の区別が存在するため、すべて単独で行使でき少数株主権の区別がないとする記述は誤りである。ウも不適切。会社法308条2項により自己株式について会社は議決権を行使できず、自己株式には剰余金の配当もされない(保有自己株式に配当しても無意味であるため)。アは適切で株主有限責任の原則(104条)を述べ、エも適切で単元未満株式は議決権を有しない(189条1項)。よって適切でない組み合わせはイ・ウ。
一問一答
全400問を繰り返し学習