ビジネス実務法務検定2級トップに戻る
企業財産と知的財産難易度:

ビジネス実務法務検定2級 一問一答企業財産と知的財産 第13問

問題

仮登記に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1仮登記は将来の本登記の順位を保全するためになされ、本登記をすればその順位は仮登記の順位による。
  2. 2仮登記には対抗力が認められるため、仮登記のみで第三者に物権変動を完全に対抗することができる。
  3. 3仮登記は登記権利者と登記義務者の共同申請に限られ、義務者の承諾があっても権利者単独では申請できない。
  4. 4所有権移転請求権を保全するための仮登記は、債権的請求権にすぎないため一切認められない。

正解

1. 仮登記は将来の本登記の順位を保全するためになされ、本登記をすればその順位は仮登記の順位による。

詳しい解説を見る

解説

仮登記は、本登記をするための要件が整っていない場合等に将来の本登記の順位を保全しておく登記である。後に本登記をすると、その順位は仮登記の順位に遡る(順位保全効。不動産登記法106条)から、本登記をすればその順位は仮登記の順位によるとする記述が正解。仮登記自体には本来の対抗力はなく、仮登記のみで物権変動を完全に対抗することはできないため、仮登記に対抗力があり仮登記のみで完全に対抗できるとする記述は誤り。仮登記は仮登記義務者の承諾があるとき等は登記権利者が単独で申請できる(107条)から、共同申請に限られ権利者単独では申請できないとする記述は誤り。所有権移転請求権など請求権を保全する仮登記(請求権保全の仮登記)は認められているので、これが一切認められないとする記述も誤り。不動産取引で先順位を確保する実務手段として用いられる。

一問一答

全400問を繰り返し学習

企業財産と知的財産の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格ではビジネス実務法務検定2級の全600問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。ビジネス実務法務検定2級は「企業取引の法務/債権の管理と回収/株式会社の組織と運営/企業財産と知的財産/企業活動の規制と労働法/紛争の解決方法と国際法務」の6領域から出題されます。民法・商法・会社法を中心に、3級より実践的・応用的な事例が問われます。