問題
公的年金の老齢給付に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1老齢基礎年金の受給資格期間は10年以上である。
- 2老齢基礎年金の繰上げ受給を請求した場合、繰上げ1カ月につき0.4%の割合で年金額が減額される。
- 3老齢基礎年金の繰下げ受給を請求した場合、繰下げ1カ月につき0.7%の割合で年金額が増額され、増額の上限はない。
- 4特別支給の老齢厚生年金の受給開始年齢は、男性の場合、生年月日に応じて段階的に引き上げられており、1961年(昭和36年)4月2日以後生まれの者には支給されない。
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正解
3. 老齢基礎年金の繰下げ受給を請求した場合、繰下げ1カ月につき0.7%の割合で年金額が増額され、増額の上限はない。
解説
正解は選択肢3。老齢基礎年金の繰下げ受給では、繰下げ1カ月につき0.7%増額されますが、繰下げは75歳まで(最大120カ月)可能であり、増額率の上限は84%(0.7%×120カ月)です。「増額の上限はない」は誤りです。選択肢1は正しく、受給資格期間は10年以上です。選択肢2は正しく、2022年4月以降の繰上げ減額率は1カ月あたり0.4%です(1962年4月2日以後生まれの者に適用)。選択肢4は正しく、男性は1961年4月2日以後生まれの者には特別支給の老齢厚生年金は支給されません。