問題
所得税の税率に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1所得税は超過累進税率が適用され、税率は5%から45%の7段階である
- 2所得税は超過累進税率が適用され、税率は10%から50%の5段階である
- 3所得税は、所得金額にかかわらず一律の税率が適用される
- 4所得税は超過累進税率が適用され、税率は5%から40%の6段階である
正解
1. 所得税は超過累進税率が適用され、税率は5%から45%の7段階である
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解説
【正解】所得税は超過累進税率が適用され、税率は5%から45%の7段階である 【解説】 所得税は所得税法第89条により、課税所得金額に応じて5%・10%・20%・23%・33%・40%・45%の7段階の超過累進税率が適用されます。「超過」累進とは、所得が次の段階に達した場合に超過した部分のみ高い税率がかかる仕組みで、所得全体が一気に高税率になるわけではありません。「10〜50%の5段階」は誤りで最高税率は45%(2015年以降)であり50%は1999年改正前の最高税率、「一律税率」も誤りで所得税は超過累進税率を採用し垂直的公平の原則に基づく(一律税率は消費税のような間接税)、「5〜40%の6段階」も誤りで2015年改正で40%超え部分が新設され現行は7段階です。 【関連知識】 ■所得税の速算表(2025年現在) ・195万円以下:税率5%/控除額0円 ・195万円超〜330万円以下:税率10%/控除額97,500円 ・330万円超〜695万円以下:税率20%/控除額427,500円 ・695万円超〜900万円以下:税率23%/控除額636,000円 ・900万円超〜1,800万円以下:税率33%/控除額1,536,000円 ・1,800万円超〜4,000万円以下:税率40%/控除額2,796,000円 ・4,000万円超:税率45%/控除額4,796,000円 ・税額 = 課税所得 × 税率 − 控除額 ■計算例 ・課税所得600万円:6,000,000 × 20% − 427,500 = 772,500円 ■復興特別所得税 ・2013年から2037年まで所得税額×2.1%が上乗せ徴収 ■住民税と合わせた負担率 ・所得税は累進、住民税は一律10%なので最高税率帯では合計55%(所得税45%+住民税10%)。さらに復興特別税で実質55.945%程度 ■超過累進税率の仕組み(具体例) ・課税所得400万円:195万円以下×5%=9.75万円+(195〜330万円の135万円)×10%=13.5万円+(330〜400万円の70万円)×20%=14万円、合計37.25万円 ・速算表使用なら400万円×20%−42.75万円=37.25万円(一致) ■近年の動向 ・2015年に最高税率40%→45%引上げで富裕層への課税強化 ・金融所得は分離課税で一律20.315%。「1億円の壁」問題が議論されている
一問一答
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