問題
貴博さんは、60歳で定年を迎えた後、公的年金の支給が始まる65歳までの5年間の生活資金に退職一時金の一部を充てようと考えている。退職一時金のうち600万円を年利2.0%で複利運用しながら5年間で均等に取り崩すこととした場合、年間で取り崩すことができる最大金額として、正しいものはどれか。なお、下記<資料>の係数の中から最も適切な係数を選択して計算し、円単位で解答すること。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないものとする。 <資料:係数早見表(5年)> 年利1.0% 年利2.0% 減債基金係数:0.19604 0.19216 現価係数: 0.9515 0.9057 資本回収係数:0.20604 0.21216 終価係数: 1.051 1.104
選択肢
- 11,152,960円
- 21,236,240円
- 31,272,960円
正解
3. 1,272,960円
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解説
正解は選択肢3(1,272,960円)である。手元の元本を複利運用しながら一定期間で均等に取り崩す場合の毎年の受取額を求めるには「資本回収係数」を用いる。年利2.0%・5年の資本回収係数は0.21216なので、600万円×0.21216=1,272,960円となる。選択肢1の1,152,960円は減債基金係数(年利2.0%の0.19216)を誤用して600万円×0.19216と計算した場合、選択肢2の1,236,240円は年利1.0%の資本回収係数0.20604を誤用して600万円×0.20604と計算した場合の金額である。減債基金係数は「目標額を貯めるための毎年の積立額」を求める係数であり、取り崩しとは逆の場面で使う点を混同しないこと。「元本を取り崩して毎年いくら受け取れるか=資本回収係数」「住宅ローンの年間返済額の計算にも使う」がFP3級実技の頻出ポイントである。
一問一答
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