問題
老齢厚生年金の受給権者が、老齢厚生年金の繰下げ支給の申出をする場合、老齢基礎年金の繰下げ支給の申出と同時に行わなければならない。
選択肢
- 1適切
- 2不適切
正解
2. 不適切
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
正解は「×」である。老齢厚生年金と老齢基礎年金の繰下げ支給の申出は、それぞれ別々に行うことができ、同時に行う必要はない。例えば老齢基礎年金は65歳から受給を開始し、老齢厚生年金だけを70歳まで繰り下げるという選択も可能である。繰下げの申出は66歳到達以降(受給権取得から1年経過後)にでき、増額率は1カ月当たり0.7%で、上限の75歳(120カ月)まで繰り下げれば最大84%の増額となる。これに対し、繰上げ支給の請求は老齢基礎年金と老齢厚生年金を必ず同時に行わなければならず、1カ月当たり0.4%が減額され、一度請求すると取消し・変更ができない。本問はこの繰上げのルールとの混同を狙った出題である。「繰下げ=別々に可・0.7%増額」「繰上げ=同時のみ・0.4%減額」という対比は、FP3級年金分野で最も繰り返し問われる頻出論点である。
一問一答
全600問を繰り返し学習