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民法難易度: 標準2021年度

行政書士 過去問民法 第15問

問題

債権者代位権に関する次の記述のうち、民法の規定に照らし、正しいものはどれか。

選択肢

  1. 1債権者は、債務者に属する権利(以下「被代位権利」という。)のうち、債務者の取消権については、債務者に代位して行使することはできない。
  2. 2債権者は、債務者の相手方に対する債権の期限が到来していれば、自己の債務者に対する債権の期限が到来していなくても、被代位権利を行使することができる。
  3. 3債権者は、被代位権利を行使する場合において、被代位権利が動産の引渡しを目的とするものであっても、債務者の相手方に対し、その引渡しを自己に対してすることを求めることはできない。
  4. 4債権者が、被代位権利の行使に係る訴えを提起し、遅滞なく債務者に対し訴訟告知をした場合には、債務者は、被代位権利について、自ら取立てその他の処分をすることはできない。
  5. 5債権者が、被代位権利を行使した場合であっても、債務者の相手方は、被代位権利について、債務者に対して履行をすることを妨げられない。

正解

5. 債権者が、被代位権利を行使した場合であっても、債務者の相手方は、被代位権利について、債務者に対して履行をすることを妨げられない。

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解説

正解は5。債権者が被代位権利を行使した場合でも、相手方は被代位権利について債務者に対して履行することを妨げられない(民法423条の5後段)ので正しい。1は、債務者の取消権も一身専属権でない限り代位行使でき、「できない」とする点が誤り。2は、自己の債権の期限が到来していなければ、保存行為を除き被代位権利を行使できない(423条2項)ので誤り。3は、被代位権利が動産の引渡しを目的とするときは、債権者は自己への引渡しを求めることができる(423条の3)ので「できない」とする点が誤り。4は、債権者が代位行使しても債務者は処分権限を失わず自ら取立て等ができる(423条の5前段)ので、訴訟告知により処分できなくなるとする点が誤りである。(出典: 令和3年度 行政書士試験 問題32)

一問一答

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